えりも岬の春、何もないことがすごくいい

えりも岬の春、何もないことがすごくいい

日高方面の最先端、「襟裳(えりも)岬」に行ってきた。早春の快晴の日。なにもない春と歌われた、この岬。そのなにもなさが荒涼とした”さいはて感”をかもしだしていた。

展望台から見た岬の先端。太平洋につきだした、ほんとうの先端部だ。その先端部に人がいるのが見えるだろうか。遊歩道がついているので行ってみることに。

「襟裳岬突端」と看板がある突端部。岩礁地帯が近くなった。

その岩礁部分。ときどき、ドドが見えるらしいが、この日はいなかった。

反対側。広尾方面が見えているのだろうか。

光り輝く太平洋。それにしても風が強い。ここは全国的にも強風地帯で知られるところ。風速10メートル以上の風が吹く日が年間290日以上もあるとか。あとで調べてみたら、この日13メートルだった。

そして、帰り。

ふとクルマのラジオをつけてAMを選局していたら、なにやら聞きなれない洋楽と英語の放送が流れてきた。ダイヤルの周波数は1575kHzと表示されている。

ん?

ネットでしらべてみると、それは「青森のAFN」と出てきた。

AFN?

AFNとは、アメリカン・フォーシス・ネットワーク。米軍放送網のことらしい。そう!かつてのFENだ。FENとは、ファー・イースト・ネットワーク。AMラジオで聞くことができたアメリカの放送。中高生のころ、わたしはよく聞いていたことを思い出した。洋楽と英語がやたらかっこよかったことを覚えていた。

ここ、日高路は太平洋に面しているので三沢基地からの放送が受信できたのだろう。なつかしい感動とともに海岸沿いのドライブを楽しんだ。

家についた後、ネットでしらべてみると、なんとこの旧FENがアプリで聞けるようになっていることを知る。さっそくやってみた。

なんともすごい時代になったものだ。

手のひらのスマホから、40年前に熱中していたラジオ放送がながれている。

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