北海道の人口が約30年後には25%減の400万人に

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人口減少がいっそう進むというニュースが朝刊のトップに。人口問題研究所が発表した2024年までの地域別将来推計人口。北海道は2015年の538人から400万人に、25%も減ることが明らかになった。

推計によれば、

・全道179市町村のすべてで人口が減少する

・約半分の85市町村では、人口が現在の半分以下になる

・最大の都市、札幌は、195万人→180万人

・最小の村、音威子府村は、832人→282人

・減少率が最も高いのは、歌志内市で77%。3,585人→813人

 

この推計による約30年後の道内の人口ランキングは以下のようになる。

1位 札幌市 1,805,973人

2位 旭川市 248,360人

3位 函館市 162,712人

4位 帯広市 149,749人

5位 苫小牧市 140,442人

6位 釧路市 114,040人

7位 千歳市 89,658人

8位 江別市 85,067人

9位 北見市 82,362人

10位 恵庭市 60,339人

上位10都市で、道央圏が5市が占める。全道人口の実に54.4%にもなる。

 

人口が減るばかりではない。総人口に占める65歳以上の割合、高齢化率も上昇する。北海道は2045年には42.8%になる。2015年では29.1%だった数字から13.7ポイントも上昇することになる。

小樽市、留萌市、美唄市など80市町村が、人口の半数以上が65歳以上の「限界集落」になるという。

出生率、ならびに出生数が低下しつづける現状では、この現象は止められないだろう。人口減少・高齢化がセットになって進んでいけば、働き手も少なくなり人材不足が深刻化し、企業や商店の売上も減少する。

移民の受入れ、という選択肢もあるようだが、島国ニッポンの感覚としては現実的ではないような気がする。

では、どうすればいいのか。

抜本的な解決策にはならないが、「観光客」という交流人口を増やすことは、経済的には有効のように思う。世界を見渡せば、発展途上国・中進国などは海外旅行が一般化してきている。ここを道内各地にも取り込み、新しい顧客として受け入れることだ。

ただだまって現状や将来を憂いていても、なにも変わらない。

大きなながれは変わらないかもしれないが、すくなくとも、努力はしたという証は残したいと思う。

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