2018(平成30)年がスタート、元旦の新聞から見る経済・社会

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2018年がスタートした。新聞紙面がつたえる世相。日経新聞と地元・北海道新聞から見ていこう。

日経新聞の一面トップは「溶けゆく境界 もう戻れない」と題して、デジタル世界が切り開く変化を報告している。それは、ひとにぎりの大国や大企業だけが力をふるってきたグローバリゼーションが変わる。小さな国・小さな企業・そして個人。デジタルのつばさに解き放たれ、境界を溶かしてゆく。つながる世界への扉が開かれた。もう誰もあとにはもどれない、とした論調が掲載される。

スイス北部のちいさなまちでは、ビットコイン(仮想通貨)を世界ではじめて納税につかえるようにした。サウジアラビア生まれのSNSアプリ「サハラ」は、昨年夏に登場以来、米国やベトナムなどでダウンロード回数が首位になった。

2020年をターゲットに研究・開発が進んでいる次世代通信規格「第5世代(5G)」は、現行の4Gの100倍もの実効速度と、通信の遅れがわずか0.001秒という特長がある。これによって、生活や仕事が大きく変わる。今年はこの技術の商用化に向けた取り組みが加速しそうだ。

時代のポイントは、斬新な映像体験ができる拡張現実(AR)と仮想現実(VR)。くらしやしごとの隅々に自動化をもたらすロボット。そして、この5G規格。アイデアをかたちにする技術にはこと欠かない。企業はIT感度を高め発想力を解き放つ時だ、という。

生まれたときからグーグルのあったデジタル世代が大人になり、顧客として、働き手として台頭する。環境変化をどう経営にいかすか。すべての企業にとっての課題であり、チャンスが到来した。

国内の景気は昨年は、7四半期連続のプラス成長を記録し、2%程度の成長率が期待されている。国内政治も波風の少ない年である。2018年は、日本の「明治150年」にあたる年だ。北海道命名150年目でもある。道庁赤れんが庁舎が完成して130年。札幌路面電車開業100年。札幌でラジオ放送が開始されて90年。藻岩山の初代ロープウェイ開業60年。青函トンネル開業30年。室蘭白鳥大橋開通20年。北海道洞爺湖サミット開催10年。

一方、広告にも目を向けてみよう。わたしが一番目を引いたのは、パナソニックの全面広告だ。創業100周年を迎えた企業メッセージ。「日に新た」という松下幸之助さんのことばがこころに響く。元旦にふさわしい広告だった。

北海道新聞の広告で異彩を放っていたのは、石川板金(株)の企業広告。中標津町の板金会社が全面広告を打っていた。そのメッセージも「板金マン募集中!」。建設業界の人手不足を物語っている思いがした。

広告では、知っている顔も見つけた(笑)。毎年恒例の生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会のもの。副会長は前の会社の後輩だった。元気そうで、活躍のようすで、うれしい。

なにはともあれ、平成のふしめとなりそうな2018年、平成30年。ことしもよろしくお願いしたい。

 

 

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