月刊『致知』2020年2月号「心に残る言葉」に学ぶ

月刊『致知』2020年2月号「心に残る言葉」に学ぶ

新春早々に届いた人間学を学ぶ月刊『致知』。2月号となる本号には、北海道にある企業や知り合いの人などが載っていて、驚くと共に勉強になる。

「心に残る言葉」という特集テーマに登場するのは、セイコーマート率いるセコマの丸谷智保社長。沖縄で百貨店やコンビニ(ファミリーマート)などを経営するリウボウホールディングスの糸数剛一会長との対談。「オンリーワンを追求し、地域ナンバーワンへ」というタイトルだ。

丸谷社長が現在力を入れていることは「地域密着」と「外販」だという。まだまだ地域の資源を活かしきれていないと。「地域残し」のために深く掘り起こしていく必要があると語る。外販では、東京に特販部を立ち上げ、北海道のいい商品を全国に販売していくことだ。

セイコーマートは「よそのまねはしない」という。それは「矜持です」と語る。おでんは扱わず、「ホットシェフ」という店内調理で特徴的な商品を出していく。

丸谷社長が、拓銀〜シティバンクから転職してきて社長就任後に真っ先に着手したこと。それは広告宣伝費を2倍にして、テレビCMを増やした。毎週の折り込みチラシはお客さまに特売品を知らせることのほかに、オーナーや担当者に対して「これはチラシに載るから売れるんだな」というメッセージを込めてつくっていたと言っている。

千利休のことばにある「習いなきことをもって極意とす」。アランの「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである」。この2つを心に残る言葉として丸谷社長はあげていた。常に新しいものを求めて挑戦していくこと。道を切り拓くには前向きに考えること。

対して、沖縄の糸数会長は印象的なことを語っていた。「当時は、毎年同じような営業展開ばかりやっていて変化がまったくなかった。この時代に新しいことを取り入れず旧態依然としたままでは、当然お客さんは来ません。スタッフには『変わらないと死んでしまう』と訴えていた。そうして既存の業務を『磨く仕事』と『変える仕事』に分けた。ベテラン社員には磨く仕事を。中堅若手社員には変える仕事をしてもらい、業務のあり方を根本的に見直した」。

磨く仕事と、変える仕事。

とても参考になる考え方だ。

新春にふさわしい言葉が発せられていた。

後半には、佐藤等さんの連載が2年目に入っていた。「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」。今回は第12回目。

・社会の発展とは社会の質を変えること

・マネジメントは現代のリベラルアーツである

・仕事を通して人間力を磨く

ことについてP.F.ドラッカーの『マネジメント』という著作から解説していた。

そして、PRコーナーではプルデンシャル生命保険札幌支社の高塚伸志さんと、アイ・ティ・エスの下川紘資さんが載っていた。

『致知』を「贈った方」と「贈られた方」ということで。いつもは、札幌ビジネス塾などで一緒に学ぶ仲間。

知り合いの活躍が載った雑誌。本文は定期購読でお読みいただきたい。

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