2018年、夏の富良野でおすすめ! 10のアクティビティ
夏!といえば北海道。夏の人気観光地のひとつに「富良野」がある。富良野市は年間約200万人が訪れる北海道を代表する観光スポット。夏のラベンダーが人気だが、ラベンダー鑑賞だけではもったいない。富良野エリアで楽しむことができる、おすすめ10のアクティビティをご紹介。
その1 シーソラプチ川のラフティング(南富良野町)
富良野市内を流れる空知川の上流部分は「シーソラプチ川」と呼ばれ、開発の手が入っていない美しい渓流。かつて、国体のカヌー競技が行われていたこともあり、川下りの愛好会にはよく知られたスポットだ。この川で、5kmほどをボートで下るラフティングは人気のアクティビティ。ドライスーツという水が一切入ってこない特殊な防水着を着用し、ライフジャケットとヘルメットをかぶって準備をする。ガイドが後ろに座ったボートに乗って、前こぎ・後ろこぎをしながら力を合わせて瀬を超えていくスリリングさが魅力。途中、川岸の石の上からジャンプして川にドボン!と落ちてみたり、プカプカと水に浮かんでみたりと、川遊びを堪能できるプログラム。
その2 空知川のカヌー(南富良野町)
シーソラプチ川やトマム川など数本の川が合流する場所が南富良野町の「落合」という地区。川が落ち合うことからついた地名。なるほど。このあたりから「空知川」と呼ばれる本流の流れはゆるやかになっていき、カナディアンカヌーに最適な部分。川の流れに乗って爽快な川旅が楽しめる。大型の5人乗りのカヌーをつかったツアーでは、みんなでワイワイと下ることが可能。特に夏は気持ちがいい!
その3 空知川のカヤック(富良野市)
空知川をさらに下ると富良野市内を流れていく。この市内部分のコースをつかってカヤックツアーが実施される。カヤックとは、1人乗りの小型ボートのこと。両側に水かきがついたパドルというものを使い、左右交互に水面に入れて漕ぎ進む。ガイドは併走しながら、広い空知川の中でも最適なルートを誘導する。途中、鳥のサンクチュアリと呼ばれるゆるやかな部分で休憩と自然観察。約5kmのツーリングを楽しむことができる。
その4 森の中の隠れ家カフェでブッシュクルーザー乗車(南富良野町)
こんな先に民家やカフェがあるの?と不安になるほどの道を進んだところにポツンとある「カフェ&レストラン たるきいとな」さん。知る人ぞ知る森の中の隠れ家レストラン。ここのオーナー・排和男(はい・かずお)さんが案内してくれる「ブッシュクルーザー」体験がおもしろい。小型トラクターのような乗り物に座席を牽引させ、店舗周辺の森を巡ります。川あり谷あり、それはもうユニークな体験!
その5 メロン食べまくり電動自転車ツアー(富良野市)
季節限定、富良野の夏7月〜8月の2ヶ月間のみのお楽しみグルメツアーもある。寒暖の差が甘さを生む富良野メロンを食べまくろうというもの。富良野市内を電動自転車に乗ってガイドと出発し、「大石農園」さんのメロンハウスで実際に栽培されているメロンを見学。富良野市内に戻って、「フラノマルシェ」をはじめ地元の人気店などを案内してくれる3〜4時間。自らも移住者である後藤由美子さんが親切丁寧にツアーを催行してくれる。
その6 富良野市内での乗馬(富良野市)
気軽に1時間、単なる観光ではない体験をしたい人に最適なのが乗馬。富良野市内中心部から車で約15分、富良野スキー場近くに、乗馬施設「フラノトレッキングサポート遊馬(ゆうま)」がある。ここにはよく調教された馬、40頭ほどがいる。インストラクターから馬への接し方などを習い、馬場施設で何周もレッスンした後、道路をわたって森の中をトレッキング。木漏れ日や、雄大な景色を堪能できる。
その7 富良野盆地を眼下にモーターパラグライダー飛行(富良野市)
空から富良野を楽しみたい人には、モーターパラグライダーが最適。巨大な扇風機のような動力をパイロットが背負い、そのパイロットと2人乗りのタンデム飛行が楽しめる。平地から飛び立ち、あっという間に上空200〜300mへ。条件がよければさらに上に。時に、雲の上まで飛行するそう。上空からの眺めは絶景だ。十勝岳などの山々に囲まれた富良野市街は、まるで箱庭のよう。体験フライトの時間は忘れられない時間となること間違いなし!夏はもちろん、通年で催行している。
その8 上富良野でファームイン体験(上富良野町)
富良野盆地で100年以上農業を営む「多田農園」さんではファームイン体験ができる。農家の敷地内にある建物では3種類の楽しみ方ができる。スタンダードルーム、キッチン付きルーム、家族やグループ向けの専用コテージがあり、利用形態にあわせて選ぶことが可能。本物の農家さんの暮らしにふれ、カントリーライフの一端を味わうことができる。
その9 ホテルの前庭で手ぶらキャンプ(上富良野町)
十勝岳連峰を見渡すことができる小高い丘の上に立つ瀟洒なホテルが「富良野ホップスホテル」。ここでは夏、前庭の芝生スペースを使って「手ぶらでキャンプ」が楽しめる。キャンプ道具類などは一切不要。夕食はホテル提供のバーベキュー食材を炭火焼きする。朝食はホテル内のレストランでバイキング。感動的な夕焼けや星空。日の出などを見ることができるかも。
その10 ジャガイモ掘りとポテトチップスづくり(中富良野町)
今年、2018年からスタートする新しいプログラム。ジャガイモ掘りとポテトチップスづくり体験&試食。ポテトチップス専用のジャガイモを栽培している九栗(くぐり)さんの畑で収穫をして、「北のカレー工房」内でジャガイモをスライスしてその場でポテトチップスをつくるという体験。自分で掘ったジャガイモを使ってつくるポテトチップス。揚げたて、できたてのポテチは感動的なおいしさ!
以上、夏の富良野でやってみたい、おすすめの10のアクティビティをご紹介した。アウトドア体験を中心に、富良野のおいしいグルメと合わせて夏の富良野エリアを存分に楽しんでほしい。
写真協力:「北海道体験.com」