年の暮れ、2017年
年の暮れ。
今年、2017年も残すところあと2週間となった。
そんな時に、こころに刻みたい一文。
「続 道をひらく」松下幸之助 PHP
以下、引用したい。
何となく心せわしくなってきた。毎年のことで、別にどうということはないようにも思うのだが、やはり年の暮れというと落ち着かない。
あれもかたづけておきたい。これも始末をしておきたい。別にウカウカすごしてきたつもりではないけれども、それでも何となくその日その日をウカウカすごしてしまったような悔いにおそわれるこの年の暮れである。
だがしかし、こんな思いがあればこそ、この一年のしめくくりもできるのであろう。年内余日もないきょうこのごろではあるけれど、今からでもおそくない。できる限りのことはしておこう。及ばずながらもやってみよう。今や一日が尊く、一時間が貴重なのである。
そんななかでも、世と人に対する感謝の気持ちだけは忘れまい。この一年、ともかくもすごし得たのは、自分ひとりの力ではない。あの人のおかげ、この人のおかげ、たくさんの人のたくさんの善意と好意のおかげである。時にやり切れない思いに立ったこともあろうけれど、最後はやっぱりこの感謝の思いにかえりたい。
それでこそのこの年の暮れである。
「年の暮れ」
なんか、よくわかる。
こころに響く。
今年もあと2週間。
実質は、今週がラストの週だろう。松下幸之助さんが言っているように、できる限りのことをしよう。
一日をいつくしみ、
一時間を大切に。
いま、自分がやれることは何でもやっておこう。
そんな年の暮れ。