「走れる時間を粗末にしない」

日経新聞、「ランナーの本音」。鹿島アントラーズ地域連携チームマネージャー 吉田誠一さんのコラムになるほどと思う。

「ただ、走れる時間を粗末にできない」と。

57歳になる筆者が思ったことば。

「残されたランニングの時間を粗末にしているなあ、もったいないことをしているなあ、と。こんなことを繰り返しているうちに、二度と走れなくなってしまうのではないか」。

「記録はともかく、力を出し切ったレース後に感じる豊かな感情を思い出す。それは安らぎにも通じる」。

ある詩を引き合いに「たとひ力は乏しくても 出し切ったと思ふこころの安けさよ」と。

出し切る。

残された時間を粗末にしない。

ランニングだけではなく、仕事にも人生にも通じることだと思った。