道内の大学ブランド調査から

日経BPコンサルティングが実施した「大学ブランド・イメージ調査2019–2020」が発表された。北海道ブロックではブランド力の総合ランキングは以下のとおり。

1位 北海道大

2位 小樽商科大

3位 室蘭工業大

4位 北海道教育大

5位 北海学園大

調査はエントリーした道内13の大学について、地域産業への貢献度や、研究施設の充実度など49項目で評価。ビジネスマンや中学生以上の子がいる人などを対象にインターネットで調べた結果だ。

大学をとりまく環境は非常に変化している。

まず、18歳人口の減少だ。2018年に118万人いた18歳人口が2040年には88万人と25ポイントも減るという試算がある。北海道はこのペースを上回るスピードで若者が少なくなる。

そんな中、道内に大学はいくつあるのか。

・国立大 7校

・公立大 6校

・私立大 26校

合計39校もあるのだ。

先日、小樽商大と帯広畜産大、北見工大の国立大3校が統合すると発表があった。私立大の公立鞍替えの動きもあり、千歳科学大が2019年に。旭川大も検討している。

ちなみに、わたしの母校はどうなんだろうか・・・

気になって調べてみると「北関東ブロック」にエントリーしていることがわかった。

北関東では5位に入っていた。なんとかギリギリ表に入っていた(笑)。筑波大はともかく、群馬大・宇都宮大。茨城大が上にいる。いずれも県を代表する国立大。そんな中の一角にいた。

ちなみに、この調査は毎回ほとんど順位に変化がないそうだが、九州ブロックでは異変が起きていた。

九州大の次に、前回6位からの大躍進・福岡大が2位にランクインしていた。国立の熊本大や長崎大を抑えての2位。九州エリアは私立大が目立つ。北海道とは事情が大きく異なっていることがわかる。