謹賀新年2020

謹賀新年、2020年の幕が開けた。
今年の年越しはいつもの年とはちがっていた。
大量のゲラを持ち帰り、すこしでもその歩みを進めようと時間を割いていた。
それでも、大晦日の日は、ちょっとだけ大掃除に参加して(ちょっとだけなら、おお掃除とは言えないが)、昼に自宅を出発。
北海道神宮に出向いて、1年のお礼参りを行った。北海道神宮も変化していて、駐車場のシステムが変わっていた。「1時間無料」ということは不変なのだが、駐車券が認証させて1時間分のみ割引というやり方になっていた。
場内には新しい建物が建ち、きのとやさんがお菓子類を販売していた。調べてみると、令和元年9月に、北海道神宮150年の記念に「神宮茶屋」として誕生したようだ。
お参りの後、今回は時間がちょっと早かったためか出店のおでんなどにはありつけなかった。マルヤマクラス〜サッポロファクトリー〜苗穂イオンと買い物。なかでもサッポロファクトリーは12月31日の営業をしていなくて驚いた。大晦日を休みにして元日は営業。年中無休の流れは確実に少なくなっている。
夜。いつもの年なら、そうそうに寝てしまうのだが、今年は後半のNHK紅白歌合戦を見て、ひさしぶりにゆく年くる年もしっかりと見た。令和2年、2020年はなんだか自分にとって、いつもとはちがう特別な年のような気がしている。

昭和から平成に元号が改められた年に、わたしは学生から社会人になった。大きく環境が変わった。今回、これに相当するような変化のきざしがあるように感じるからだ。2020(年)という数字のくぎりもわかりやすい。1965年生まれの自分にとって、55歳を迎える年。55歳といえば、かつての「定年」だった年齢。わたしが入社した会社も「55歳定年」が定められていたものだ。
2020年の世の中は、東京五輪の話題が中心になるのだろうか。スポーツがもたらす感動は、ストレートにわかりやすい。昨年は、イチローの引退に始まってラグビーのW杯など人々を熱狂させるものが多かった。五輪のマラソンは、なんと札幌開催だ。
楽しみにしつつも、地に足のついた「自分にしかできない仕事」を念頭におきながら、今年もこつこつと営みをつみあげていきたい。
今年もよろしくお願い申し上げます。