北海道の観光関連ニュース、6月2週

■網走市観光協会の全面広告
「さあ、網走へ行こう。」さあ、ホテルで暮らそうキャンペーンを開催。
ホテルで暮らそうをコピーに、夫婦でステイ、仕事でステイを呼びかけている。助成をつかったプランの訴求、道内では第1号の新聞広告を見た。7月1日からで、6月16日から予約を受け付ける。7日間滞在(6泊7日)、1人1室食事なしで12,000円から。ということは、1泊2,000円から。対象ホテルは網走市内の24軒だ。

■積丹ジン、針葉樹香る
洋酒・ジンを製造販売する「(株)積丹スピリット」が6月、地元の植物を素材に加えた積丹産ジンの第1号予約を始めた。クラフトジンと呼ばれて世界中で人気が高まっており、地域活性化策として期待を集める。2018年、札幌の農業コンサルの社長・岩井宏文さんが社長となり東京のパートナー経営者らと共に会社を設立。「岬の湯しゃこたん」の隣接地に積丹ブルー蒸溜所を建設。生産を開始した。かんきつ系のさわやかな香りと複雑な味わいが特徴で、同社のHPのみで販売する。

■石狩市、3海水浴場開かず
コロナ対策で、「あそびーち石狩」など石狩市が運営する3つの海水浴場について、今夏は開設しないことを発表した。厚田や望来の海水浴場は7月4日から。小樽市のドリームビーチなどは例年どおり開設する。

■上士幌の道の駅がオープン
新しい道の駅「かみしほろ」が6月11日、町内の国道241号沿いに開業した。
コース料理を味わえるレストランのほか、農産物の直売所、パンの販売もある。「北海道バルーンフェスティバル」を毎年開催する町らしく、熱気球の体験搭乗も開始する。体験は7月下旬からを予定。

■キャンプ場、クラウドファンディングで再建へ
札幌市内でレザーショップを運営するアソブ合同外車が閉鎖された「白老森野オートキャンプ場」の再建に取り組んでいる。グラウンドファンディングを始めて7月23日のリニューアルオープンを目指す。キャンプ場は2000年の開業ながら、17年以降は閉鎖されていた。アソブはナイフケースなど独自のキャンプ関連グッズの製造販売も手がけ、社員にキャンプ好きが多いことなどから新規事業として運営に乗り出すことを検討した。