北海道の観光関連ニュース、6月4週

■「安心・安全」地域全体で
コロナの影響で「3密」を避ける行動が定着し、旅の目的地を選ぶ基準が大きく変わった人も多い。これまでは「安・近・短」が「外・近・単」がキーワードになると指摘する関係者もいる。屋外・近場・少人数。世界的な移動制限が長期化する中、道内・道外客の旅行意欲をいかに高めるかが観光回復の鍵を握る。北海道ホテルは周辺の4ホテルと「十勝サウナ協議会」を設立し、複数の施設を利用できる「サウナパスポート」を発行し地域を挙げた誘客促進策を行う。
■「おうちキャンプ」人気〜非日常を気軽に演出
自宅でアウトドア気分を味わう「おうちキャンプ」が注目を集めている。秀岳荘では、自宅のコンロでも簡単に調理できる商品が販売を伸ばす。
■北海道観光振興機構の会長に小磯氏
小磯さんは大阪市生まれ。旧北海道開発庁出身で、釧路公立大学長や観光審議会会長を務めた。
■新球場敷地内にキャンプ場を整備
北広島市に2023年に開業するプロ野球北海道日本ハムの新球場などのボールパークにグランピング施設が盛り込まれた。外野席に併設するかたちで、温浴施設やレストラン、地ビールが楽しめる飲食店を計画。地区には水辺を設け、ホテルや貸別荘、ゲストハウスなどを建てる。