道の駅、キャンプ場取材の最盛期を迎える

夏の最盛期を迎える。今年の夏はコロナで難儀する中、取材には出かけなくてはならない。今回は2泊3日で道北・オホーツク方面を回ってきた。

朝、7時半。荷物を積み込み出発。この日は1日で稚内まで行かねばならないので、高速を使う。
深川ジャンクションから留萌道に移り、日本海を北上する。途中、遠別と天塩の道の駅を再訪。撮影する。初めて使う幌富バイパスを通って稚内入り。12時半、稚内の道の駅到着。

取材を敢行。

宗谷岬

ここまで来たら、やっぱり寄りたい国内最北端、宗谷岬。さいはて感ただよう好きな場所のひとつ。ただ、ゆっくりしているヒマはない。次の目的地を目指してひた走る。

猿払をこなして、浜頓別の道の駅に到着。が、しかし入居テナントがお休みとは! 落胆しながらも、明日は営業しているということで、浜頓別に泊まることにした。

クッチャロ湖畔キャンプ場

夕日が美しいクッチャロ湖。平日だというのに、多くのキャンパー・キャンピングカーの車中泊組みで賑わっていた。
夕食は、セイコーマートで買った100円惣菜2個と缶ビール。スマホのラジコアプリでNHKラジオでニュースを聞きながら、この日のふりかえりと明日の予定などを立てている夕刻から夜の時間が好きだ。

1日目のルート

1日目。5件訪問。そのうち新規3件、再訪2件。

2日目。朝、すぐ近くの「はまとんべつ温泉ウィング」の朝風呂営業を利用する。露天風呂などはないが、トロトロの美肌の湯が気持ちよい。歯磨きとひげそりをしてサッパリ。ホテルロビーでは新聞も読める。ここは天国のような場所だ。クルマに戻って、wi-fiを付けてメールチェック。原稿を2本送っておく。

午前9時、浜頓別の道の駅に移動するも、お店の開店は10時からだ。なにか本を持ってくればよかったと反省。10時、取材開始。そして移動。

中頓別〜中川〜枝幸岡島〜雄武に到着は15時。ここで、ようやく昼食にありつけた。飲まず食わずで、へろへろになっていた。
態勢を整え、もう一カ所行けるとふんで興部を目指す。興部到着が16時すぎ。なんと、道の駅売店がやっていない。閉まっている。「えっ」と張り紙を見ると、「コロナの影響で時間短縮営業中」だと書いてあるではないか。
落胆しながら、本日の泊まる場所を探す。時間と距離を勘案しながら、結局、紋別の「紋別ベイエリアオートサイト」にした。

キャンピングカーがズラリのサイト

紋別ベイエリアオートサイトは、紋別の道の駅近く。ガリンコ号の乗り場近くにある広く平坦なキャンプ場だ。料金は無料。駐車場や駐車スペースに囲まれた芝生がテントサイトで、クルマの後ろにテントを張ればオートサイトのように使える便利な場所。ここも平日にかかわらず、本州ナンバーのキャンピングカーや車中泊組みがたくさんいた。その数ざっと数えるに30〜40台。8割ほどがリタイヤおじさんの一人旅。短髪のこぶとり白髪さんや、ロン毛の仙人風もいる。シルバー夫婦が1割。そして、若いカップルが1割といったところ。

2日目のルート

2日目。6件訪問。そのうち新規は4件、再訪1件。
1件は外観のみ。

3日目。オホーツク海に面した紋別の朝はガスっていた。昨日まであれだけ晴天だったのに。ちょっとがっかりしながら、道の駅開店の9時を待つ。
紋別〜興部〜西興部〜滝上、とこなして13時。
3日目のオホーツクエリアのミッションは達成した。

滝上は初めての訪問地だったので、周辺スポットを含めてちょろちょろ動いて、帰路につくことに。途中、浮島峠付近でものすごい雨にあたる。雨雲レーダーで見ると、ピンポイントで降られていた。
国道273号の滝上=上川間は、走れど、走れどなにもない森の中だ。お腹が減って空腹感も極限になっていたところに、上川のラーメン店を発見。汗をかきまくっていたこともあり、しょうゆラーメンを注文。しみいるようにうまかった。

食事中、帰るルートを確認していたら、近くに愛別があることに気づく。国道を進んで、キャンプ場へ。天気が回復していたことから撮影開始。楽しげなファミリーキャンパーがいっぱいいた。
ここで仕事を終了して一気に帰ろうと思って走っていたら、「当麻町15キロ」という看板を見てしまった。当麻には、道の駅もあるし、キャンプ場もある。迷ったが、最後の力を振り絞って向かうことに。ここにも楽しそうなファミリーがたくさんいた。

3日目のルート

3日目。7件訪問。うち道の駅新規は4件、外観のみ1件。キャンプ場2件。


旭川の郊外でガソリンを入れ、旭川北から高速に乗って帰宅。17時半。
3日間の合計で1,024Kmを走った。
写真は800枚オーバーを撮影した。

つかれた。
へとへとになって、死んだように自宅のベッドで快適に眠った。
けど、いろいろ発見があったり、出会いがあったり、楽しかった。