明日の北海道には何が必要か?〜という問い

「明日の北海道には何が必要か?」
あるメディア業界のトップが発した問いだ。
この問いがわたしの中で、重奏低音のように鳴り響いている。
なされるべきことは何か。
自分が考えるに、必要なものは3つあるように思う。
ひとつめは、人口だ。
消費者、生活する人としての人口。
あるいは「顧客」と呼んでもいいのかもしれない。
北海道やあるいは、各地域でお金をつかってくれるお客さんが、
絶対的に必要に思う。
道内の人口は今後、25%も減少することが推計されている。
人の数が減れば、それだけ経済の規模も縮小する。
企業や会社の売上げが減り、利益も減る。
すると、当然所得も減ることになる。
これはよくない。
ふたつめは、新しい商品やサービスだ。
これまでになかった新商品や新サービス。
地域の魅力を新しい切り口で表現したものや、
付加価値をつけた温故知新でもいいだろう。
やはり、新たな魅力を見出しつづけなければ、
やがて飽きられる。
同じことを、おなじように繰り返していてはだめなのだ。
みっつめは、人材育成だ。
明日を担う人。
いかに、今の時代を生きるべきか。
人生の本質とはなにか、職業人としてのあるべき姿はなにか。
志とは、経営とは、いろいろあるだろう。
育成のなかには、異業種や関連業種の人の交流も含まれる。
従来の垣根を超えたコラボレーション。
わたしは、この分野に関してあまり知見がないけれど、
一番重要な気もする。
明日の北海道に必要なもの。
1)人口(顧客)
2)新商品や新サービス
3)人材
この3つのために自分はどのような貢献ができるだろうか。
しばらく、問いつづけたい。