冬山登山の練習、長沼・靜台を登頂

頂上からの眺め

本当に、かなり、久しぶりに山に登った。

正確には、仕事では登っているし、森の中にも入っている。しかし、まったくのプライベートで、仕事や下見などではない山のきままな遊び時間は久しぶりだ。

すくなくとも、ここ3年くらいぶりか。

とても充実して、楽しかった冬山登りとなった。

出発は長沼町の「馬追の名水」がある場所。市街地から3キロほど。キャンプ場や温泉を超えてすぐのところにある。除雪された駐車場もあって便利なところだ。

この日は気温が高く、積雪も少なく、長靴で問題がなかった。先行者の足跡が残り、それを追跡していくだけ。道迷いもなく、安心だ。

登り50分で馬追丘陵のピークのひとつ、靜台(しずかだい)に到着。

長沼市街や北広島・恵庭方面の眺望がひらけた。

下りは、ちょっと滑る感じ。ころばないように気をつけながらの歩き。斜度がゆるい部分では小走りで駆け抜ける。

途中、2組のトレッキング者とすれ違った。

天候は晴れ。風が強く木々がゴーゴー音を立てていたが、森の中まで風は入ってこない。尾根に出る部分以外は快適な山歩き。ちょっと開けた場所では、野鳥たちがせわしなく飛び回っている。ここで、コーヒーなんかを飲めれば気分がいいだろうなあ〜と思いながらも、スルー。

自由に、きままに、ひとり、森歩きを堪能した。

スタート地点に戻って、1時間半ほど。久しぶりに、こんな長い時間を運動したことになる。冬場のランニングは、寒いこともあり、せいぜい30〜40分ほどで終了になる。

けれど、山登りは山頂というゴールがあることによって、あるいみ、強制的に長い時間のトレーニングができることを再認識した。

しかも、単調なロードではない。山道はアップダウンの変化があって、樹木や鳥のさえずりなどをききながら自然と一体になって進める。

時に、視界が開け、絶景も撮影できるのだ。

知人の活動を知って、刺激を受けての今回のトライ。こんなにも気分晴れやか、爽快になれるとは思ってもみなかった。

冬山は危ないからと避けていたが、低山ならば大丈夫だ。

久々にリフレッシュすることができた。

ちなみにiPhoneのログでは、歩いた(ところどころ走った)距離は7.3キロ。歩数は9,725歩。上がった階数は105段。となっていた。