小樽をワインの発信地、「小樽ワインスクエア」へ

「小樽をワインの発信地へ」というコラムを読む。北海道はワイン用ブドウの生産適地になっている。地球温暖化の影響だそう。道内ワイナリーは、20年前には8軒だったが、今は47軒にも増えた。その内21軒が小樽を含む後志管内に集中している。
こんな集積を元に小樽運河に近い一帯を「小樽ワインスクエア」と命名し、ワインと料理のマリアージュを楽しめることをアピールしていきたい、という内容だった。
ワインは日本酒など酒類が観光の呼び物になれば、客単価が低い一般的なご当地グルメよりも大きな経済効果が期待できる。飲酒を前提に訪問する客は、ホテルに宿泊するケースも増えるだろう。小樽伝統の「すし」に洋食文化が加われば和洋二刀流のグルメ都市として名をはせる。
記事では、「ワインのまち」は池田町や函館市が名乗りを上げたと伝える。各地域がお互いに競い合えば、道産ワインはさらに盛り上がる。コロナ後の世界的な観光ブームを信じて備えよう、と締めくくっていた。
今は、耐えるしかないが、耐えつつも備えたい。