ゴルフ全米女子オープン選手権で優勝した笹生選手を指導する尾崎将司さんのコメントにしびれる

画像は「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」HPトップ画面

女子ゴルフの笹生優花さん(19)がサンフランシスコで行われたメジャー大会の全米女子オープン選手権で優勝した。日本から出場した畑岡奈紗選手とのプレーオフを制しての結果。19歳11ヶ月での制覇は最年少タイ記録だ。日本人女子のメジャー制覇は国内3人目となった。

笹生選手は父の影響で8歳からゴルフを始め、母の出身地であるフィリピンを拠点にジュニア大会で活躍する選手だ。報道によれば、父と猛特訓をした結果だという。父は厳しい練習を課すことに葛藤があったそうだ。それでも負けず嫌いな娘は、過去の悔しい思いを晴らすべく、「誓約書」を書いてまで猛練習をした。いわく「厳しく練習するが、親を憎まない。嫌わない。娘としての笑顔を忘れない」と。

このような練習の元、ようやく掴んだメジャー優勝。笹生選手を指導するジャンボ尾崎こと尾崎将司さんのコメントが心に響く。

「今回の優勝は、彼女の育ってきたつらい環境をばねにした”何くそ精神”のたまものであると思う。努力しかないことを一番理解し、がんばってきた成果でもある。本当におめでとう。また、敗れた畑岡選手にも最大の賞賛を贈りたい。素晴らしい2位だったと思う」と。

何くそ精神と、勝つためには努力しかないということ。

そして、畑岡選手のことを褒め称えるコメントにもしびれた。すばらしい。