2冊の絶景本

2冊の「絶景本」を購入する。ぴあMOOKと昭文社ムックからの本だ。ともに、表紙には大きく「絶景」「北海道」と銘打っている。

ぴあの方は、女満別のメルヘンの丘が。昭文社は美瑛の四季彩の丘が、表紙に使われている。

仕様としては、90ページほど。価格は1,000円くらい。写真が見開きか1Pにわたって大きく掲載。説明文が160字程度。スポットデータやチェック・メモ文が添えられている。

すばらしい絶景。写真はどなたが撮影したものか。カメラマンクレジットは入っていなかった。そのかわり「写真協力」として、ピクスタ・アフロ・シャッターストックなどといった写真素材レンタル会社の名前が奥付に記されている。

時代は変わり、こういった制作手法で本という商品が生み出されている。

取材者のはしくれとして、参考にするとともに、違いもうみださなければならない。絶景ポイントはもちろんのこと、撮影地点・季節・時間帯・構図・添物。

絶景の周辺、見えていないウラ側はどうなっているのか。そのあたりも含めて丁寧な取材というか、観察をつづけていきたいと思った。