日誌ノートが満了、次の1冊へ

わたしは日々の記録をノートにメモしている。よかったとか悪かったとか、感想は書かない。自分の行動を中心に、できごとだけををメモっておく。ポイントは1日1行。それ以上は書かないし、それ以下にもしない。
昨日、このノートが満了になった。
使っているのはA5版のリングノートだ。このノートの1行目は「2011年5月16日」になっているから、10年分の記録がまるまる1冊に収まっている。
さらに言えば、この冊は2冊目なので都合、15年間の記録があることになる。
普段、このノートを見直すことはほとんどない。しかし、時々、たとえば「昨年の今頃は何をしていたのか」とか。「あれはいつ買ったのか」とか、「どこぞへ行ったのはいつだったのか」ということを確認できるのがいいところだ。
その記録を読み返し、前後の日々を読むと鮮明にできごとがよみがえってくる。逆に言えば、いかに日々のできごとを忘れているのか、を痛感する。
ノートに書くのは朝だ。朝起きて、コーヒーを入れて新聞をざっーと読んだ後、机に向かう。手帳を取り出し、その日の欄に起床時間を記入。昨日のできごとを思い起こしながら日誌を書く。これがここ15年の朝のルーテインになっている。むろん、出張時には書けないので、まとめて書くときもある。
日々の変化はちいさく、あまり変わっていない気がするが、この日誌ノートを読み返せば、数年でいろんなことが起き、大きく変化していることがわかる。時々、読み返すとおもしろい。
で、明日から新しい一冊に記入だ。同じノートを購入してある。次の冊が満了になるころは、ガラッと景色も自分も変化していることだろう。その小さな積み重ねを大切に記録していきたい。