来年のキャンプ本の初稿を戻す

来年春に発行予定のキャンプ本。その初稿と呼ばれる最初の原稿が上がってきて、アカ字を入れるという校正作業が一段落した。
今回も基本レイアウトを全面変更した。写真を入れ替え、すでに分かっている修正を加え、さらにはレイアウトに収まりきれなかった部分をどうするか、その指示を入れる。
さらには、版元からの校閲チェックを見て、直しを反映させるか否かの判断を下す。
ざっと280ページ分すべてを見て、アカ字を入れ終えた。
この作業、昨年に比べれば半月から1ヶ月ほど早いペースだ。年明けには2校が上がってきて、取材先に郵送してチェックをしていただく。それらの直しをとりまとめて、3校、4校へと進み、最後は色校正という本物の紙に近い用紙に出力して確認する。
あらためて、本を一冊つくるということは、いかに紙を消費するかということ。ウェブになれた今、つくづく思う。でも、こうしないことよりきちんとした本はつくれない。
言ってしまえば、紙の束である本。この本が本たる価値を有するゆえんかもしれない。