2022年度の「全道オートキャンプ場管理者運営担当者会議」が開催された

かでる2・7で行われた全道会議

NPO法人北海道オートキャンプ協会が主催する、2022年度の「全道オートキャンプ場管理者運営担当者会議」が開催された。わたしは、この会議の進行役・ファシリテーターとして参加している。全道各地のキャンプ場から15施設の担当者が札幌に集まり、オンライン参加者も含めて情報交換を行った。

今年・2022年シーズンを振り返ってどうだったのか。15施設中、半分近くの7施設が「過去最高、開業以来最高の集客数を記録した」と発表された。コロナ禍によって行動制限がなされ、オープンエアーということでアウトドア、ことにキャンプに注目が集まった。これゆえ、キャンプブームが到来した。しかし、緊急事態宣言が発せられ、キャンプ場は休業を余儀無くされた。一転、2022年はコロナ禍のさなかでありながら、緊急事態宣言は出されず、ブームを堅持し、過去最高数字を記録したのであろう。でも、この状態を手放しで喜んではいられない。会議に参加した小売店の報告によると、キャンプ用品の売れ行きには陰りが見られるという。いかに、ブームを定着させるのかが、課題であると提言していた。

北海道はキャンプ場が360カ所以上存在する、全国NO1のキャンプ王国である。その数もさることながら、ロケーションの多様性においても、他県の追従をゆるさない。この道内のキャンプ施設をよりよいものにするために、協会の存在意義があり、業界の発展の機会としたい。