「北海道野鳥愛護会」の「探鳥会」に参加(野幌森林公園)

スタート前の概要説明

「北海道野鳥愛護会」という団体が主催する野幌森林公園の「探鳥会」なるものに参加した。初めての参加である。参加費は無料。申し込みなども必要なく、当日、集合場所に時間までに集まればいいというハードルの低さもあって行ってみることにした。

午前9時。野幌森林公園の大沢口。初めて参加した旨を告げると、名札プレートをわたされ、氏名と電話番号を書いて掲示するよう言われた。この日の概要説明があって、出発。40人ほどの団体が、大沢口〜エゾユズリハコース〜大沢コース〜桂コースと、野鳥を探しながら歩いた。結果的に、約2時間半歩き、5キロほど8,000歩を記録した道中。全19種類の鳥を見ることができた。

フクロウがいた!(赤丸の中)

なかでも印象深かったのは、初めて野生のフクロウを見られたことだった。先導する役員の方が見つけたウロの中に、じっとして動かないフクロウ。肉眼ではなかなかわからない。しかし、にわかに設置されたフィールドスコープをのぞくと、そこにははっきりとしたエゾフクロウの姿をとらえていた。一応、カメラのシャッターを押したが、レンズが短かすぎて拡大しても写ってはいなかった。

このフクロウをはじめ、キツツキ類では、オオアカゲラ・アカゲラ・コゲラが。カラ類では、ハシブトガラ・ヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラが、見つけられた。そのほかでは、ヒヨドリ・ツグミ・ウソといった野鳥が確認されたという。

天候はくもり後はれ。気温はマイナス2℃くらい。いやあ〜寒かった。長靴が失敗だった。足の裏がじんじんと凍傷になるかと思うくらい、冷えた。でも、その寒さを超えるくらいの成果があった。まったく新しい世界にふれた時間。北海道野鳥愛護会の皆さまに感謝したい。