「観光会議ほっかいどう」No.63冬号を読む
北海道じゃらんさんが編集し、無料で届けてくれる有益な情報誌「観光会議ほっかいどう」No.63 2018年、冬号が届く。今号も参考情報満載。じっくり読ませていただいた。
巻頭、「市町村訪問」のコーナーは白老町だ。
満足度の高い観光地域づくりをめざして、全道179市町村ではどのような取り組みを行っているのか。今回は2020年「民族共生象徴空間」開設で注目される白老町にスポットをあてた記事。
戸田安彦町長へのインタビュー記事が載っている。
つづいては特集記事だ。
「◯◯×観光 掛け合わせが新たな価値を生み出し地域に人を呼ぶ」と、題しての特集。
・工場×観光 の例として、新潟県の燕三条市の事例を紹介。
・食×観光 の例として、新潟県新潟市の事例を紹介。
・食×温泉×観光 の例として、弟子屈町の摩周湖観光協会の事例を紹介。
・産業遺産×観光 の例として、福島県いわき市の事例を紹介。
・ロケ×観光 の例として、長野県上田市の事例を紹介。
・スポーツ×観光 の例として、山口県柳井市の事例を紹介。
・芸術×観光 の例として、札幌市の札幌国際芸術祭の事例を紹介。
どれも参考になる取り組みだった。特集を終えてのコメント。「観光という触媒機能を活用し、小さくても持続可能なしくみをつくることが地域活性のためのカギをなろう」。そのことばにふかく、うなずいた。
その他、記事では「宿泊満足度が高い宿の要因とは?」と題して、知床グランドホテル 北こぶしさん。静内エクリプスホテルさん。山の旅館 山湖荘さん。城崎温泉 小宿縁さんの事例がレポートされていた。
「考察」コーナーでは、「ふるさと納税を活用した地域活性の可能性」と題して、上士幌町、高知県越知町、宮崎県綾町のケーススタディが載っている。
その他、積丹半島で実施されたスタンプラリーのいきさつや、るべしべ白花豆くらぶの取り組みなどが報告されていた。
「地域活性のヒントが、見つかる!」とされた、観光会議ほっかいどう。ご関心ある人はぜひ、お問い合わせして一読されたい。