余市町で冬のモニターツアー、忍者体験と地元で人気の「ジジヤ・ババヤ」ランチ

余市町で冬のモニターツアーが実施された。新しい取り組みの実施検証。最初のプログラムは「忍者体験」だ。

会場はJR余市駅前にある「かくと徳島屋旅館」さん。大広間をつかっての体験。参加者は黒の忍者服に着替え、準備する。

忍者は礼にはじまり、礼におわる。「礼!」。

いくつかの基本的な姿勢やポーズをおそわり、やってみる。指導してくれるのは、余市出身、東京などでスタントマンやステージショーなどをやってきて、本格的な忍者修業をつんだ「嵐嶄(らんざん)」さん。ちなみに忍者ネームの嵐嶄さんは、昼の顔は農民だそう。完全無農薬・無化学肥料・有機栽培農法で果樹や野菜をつくっている。

基本修業のひとつ、「ぬきあし、さしあし、しのびあし」の歩き方。意外にむずかしい。

日本刀(もちろんイミテーションだ)を持って。その使い方をおそわる。切れないとわかっていても、緊張感が走る。

なんと、スペシャル体験。外へ出て雪を固めておいたもの人に見立てて実際に切ってみることに。グレンさんがばっさり!

オーエンさんも迫力ある切り方!

闘いのシミュレーション。

そして、手裏剣。移動式のまとにむかって投げる。これも意外にむずかしい。

最後は吹き矢だ。まとがさらに小さいものに。ふっ!と吹くとすごい早さで飛んでいく。びっくり。

約1時間半のプログラム。忍者の作法、闘いの礼儀や意味など、へえ〜やなるほどがいっぱいの内容。最初におそわった「忍(にん)」のポーズがうまくできない(笑)。

きまった!

 

そしてツアーはランチへ。余市駅から徒歩でも行ける(約15分)という場所にある人気イタリアレストラン。「Jijiya Babaya(ジジヤ・ババヤ)」さん。2006年オープン。ミシュランガイド本にも掲載される地元では有名なお店だ。

地元・余市の食材を大切にし、地元ワインも楽しめる。写真は「自家製ニシン漬けとピクルスの盛り合わせ」ワインが1杯ついたセット。

看板メニューは「ヘラガニのトマトクリームパスタ」。パスタの上にどーんとカニが鎮座する。ヘラガニはこれまた地元で獲れたものを使用。カニミソがニンニクやトマトとあいまって濃厚な味を醸し出す一皿。

ビザやパスタはもちろん、余市産の出回ったばかりのワインも味わえる。カウンター席も個室もあるので、いろいろな使い方ができるお店だ。