第69回さっぽろ雪まつり、2018年、夜の氷雪像を見てきた
2018年2月。第69回目となる「さっぽろ雪まつり」が開幕した。夕方から夜にかけては氷雪像がライトアップされる。昼間とはちがって陰影がついてより立体的に見える。大通会場を紹介しよう。
スタートは駅前通りと交差する、4丁目会場から。地元のテレビ局であるSTVが企画するこの会場はいつもメイン雪像的。大規模で精緻な雪像がつくられる。ことしのテーマはファイナルファンタジー。
西へ一方通行を進むと5丁目会場に。毎日新聞氷の広場。ステージイベントが開催されていた。大氷像は台湾の旧台中駅だそう。
7丁目会場はHBCスウェーデン広場。ストックホルム大聖堂がどーんと建つ。おごそかな雰囲気がただよう会場。
8丁目は雪のHTB広場だ。今回は奈良の薬師寺、大講堂が製作される。
なかなかリアルな大雪像。こまかい部分もきっちりと再現されて、みごとだ。
9丁目は市民の広場。市民てづくりのユニークな作品がならぶ。
10丁目はUHBファミリーランド。手塚治虫生誕90周年を記念して、鉄腕アトムなどオールスターが並ぶ。
石山通りをわたって、11丁目会場へ。ここは国際広場となっていて、国際雪像コンクールが開催されている。
国際雪像コンクールの今年の優勝は、タイチーム。8度目の優勝となった。コンクールには12の国と地域が参加。3人のメンバーが4日間かけて雪の立方体からスコップやのこぎりなどをつかって完成させたそうだ。
12丁目はふたたび市民の広場。人気投票も開催されている。
各会場には飲食ブースも多数出店している。北海道の味、世界のグルメが楽しめる。
一方通行の会場をもどってきて、3丁目会場へ。ここは毎年「白い恋人パークエアージャンプ台」が設置され、スノーボードやフリースタイルスキーショーが開催される。
2丁目は道新氷の広場。いつも大変おせわになっている北海道新聞さん。今年は北海道命名150年となる記念の年ということで「ハッピーバースデーの記念ケーキ」が製作された。よく見ると、北海道の野生動物たちがケーキを囲むように配置されている。
大通会場の最後は1丁目。ここも毎年、スケートリンクが設置されスケートを楽しむことができるようになっている。
さっぽろ雪まつりは、この大通会場のほかに、東区のつどーむ会場とすすきの会場の合計3カ所で開催。大中小とあわせて203基の氷雪像がつくられている。ステージイベントも多彩。ぜひ、足を運んで実際の氷雪像を見てみよう!