JR北海道が廃止・バス転換方針の5区間を見て

JR北海道が廃止・バス転換方針の5区間を見て
北海道新聞8月31日付け朝刊

道新が「路線存廃議論コロナで急加速」という見出しで、JR北海道の路線が減る現状を地図入りで伝えていた。
廃止やバス転換方針の5区間の合計は、311.5キロにも及ぶ。

普段、道の駅の取材をしていると、この鉄道の駅がまちの記憶として、道の駅に色濃く刻まれていることに気づく。

国鉄やJRの駅がまちの中心部にあり、「駅前」という商店街が形成され、まちをかたちどっていた。人々は列車をつかって移動し、ものや物資が運ばれてきた。

わたしもかつては、経済効率性からしてもJRは廃止してバスなど現実的な交通手段の方がいいのでは、と考えていた。

しかし、鉄道は効率だけで考えていいものなのか、廃線跡のまちを見て思う。残された旧駅舎。線路、鉄橋。なにか、もの悲しい。

ある道の駅近くにある鉄道遺産には「乗って残そう・・・路線」というスローガンが掲げられていた。でも、その路線は消えた。

経営的にはまったく採算が合わないのだろう。

バスの方が快適で便利かもしれない。

でも、鉄道の方が圧倒的にわかりやすく、存在感がある。

残すべきか、廃止すべきか。
わたしにはわからない。

廃線になったまちの取材はなんとも言えない気分になる。

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